矢車通り~オリジナル小説~

はてなダイアリーから移行させました。

月の砂漠

漆黒の空に青い地球がぽっかり浮かんでいる。
夢にしてはリアルすぎる。
空気がないのに生きている。
背広を脱いで肩にかけ、静かの海をトボトボと歩いている。
なぜ俺はこんな所にいる。
向こうからローバーが埃を巻き上げて走ってくる。
おーいと俺は手を振った。
途端にレーザービームが体を貫いて、俺は砂漠に倒れた。
遠のく意識の下で俺hはやっと地球侵略をしに来たエイリアンだったと悟った。