2009-12-27 残り柿 唐司郎 掌編 冬枯れの野にポツンと立つ柿の木 その枝に一つ残った熟れた実 小鳥のために残すというが、そおいう易しさ今はない ああ 田んぼの中の鷺、木枯らしを浴びつつ、笠地蔵の頃を懐かしむ