またもや、1年経ちました……。
いや、もう、ここまで来ると、自分でも困っていたり……。
と?
このブログ、bokoshuで開設してますねー。
ちょっと悩んでいたんですよ。
オリジナルしか書いたことがないので、2次創作は別ネームで書こうかなって。
うん、なんで、そう思ったのかわからないですね。
自分の中では、別人のような気がしたんですが。
同じ人物でした。
これで、迷いなく、ぼこしゅう名義で書けます。
あ、ほかに「浦戸シュウ」と「浦戸今日子」って選択もあるのですが。
私は古い人間なので、つい、ペンネームも「日本人っぽく」とか思ってしまうのですが。
最近の風潮なら「ぼこしゅう」でもいけるんじゃないかなーと思ってます。
商業目指すわけじゃないですしね。
何はともあれ、今年こそは、公開したいものです。
メールが来て思い出しました。
いや、びっくり。
近頃、パソコンが「いきなり動かなくなるもの」という認識になってきたので、もしものときのための場所を確保してあったわけですが。
その場所のことを忘れてたら、ダメでんがな。
貯えようとして、穴掘ってどんぐり埋めて、埋めた場所どころか、埋めた事実すら忘れてしまうリスと同じでんがな。
リス以下か。
とりあえず、継続。
肝心の小説のほうは、膨大な量になって、管理しきれず困っています。
初稿と改稿が、ごっちゃです。
はあああ。まずはファイル整理のやり方から覚えないとっ。
pixivの記事を載せるために開設しました。
使い方がよくわかりません。おいおい、慣れるといいなーと思います。
稲妻お雪 伍の参
「情のこわい女子のよう」
秀吉は曲者の縄尻をとった侭ポカンとそれを見送った。
安土城では信長が額に青筋をたて、怒り狂っていた。
「ええい。どこの乱波かは知らぬが鋸引きじゃ。お市を狙うとは許せん」
それを窘めるのはオリンであった。ここで処刑するのは容易い。しかしそれでは先に何かと支障が出てくる。
「おそれながらお館様。頭を冷やされませ。いかに大事な妹様のお命を狙うた曲者とは申せ、即刻鋸引きとは早計に過ぎまする。拷問にかけ何処の手の者か吐かせてからでも遅くはござりませぬ」
さすがの信長もオリンの理路整然とした諫言にたじろいだ。
「それも道理。ではこの件はオリンに任せよう。これ蘭丸はおらぬか」
照れ隠しにそう叫ぶ奥へに逃げ出した。そこへもどってきた秀吉が笑いながらいった。
「お館様も案外単純なところがあるのう。あのご気性がきにかかる」
オリンは秀吉を冷淡な目で見ながらいった。
「筑前殿。今少しお考えを纏めてから言葉を発せられた方が、御身のためで御座いますよ」
秀吉は狐に撮まれたようにキョトンとした顔をした。
「それそれ。その顔が得をする事もあるが、なんいっても狐馬は眉唾物で御座います。貴方がお市様に、恋慕の情を抱いておられる事は、妾ならずとも周知のこと。はした女の末に至るまて噂をしておりまする」
秀吉はオリンに腹の底を見透かされむっとしたが、そこは矢玉を潜ってきた歴戦の食わせ者、すぐ態勢を立て直し反撃に出た。
稲妻お雪 伍の弐
「何者っ」
オリンは叫ぶと屋の飛んできた方角へ脱兎のように走り出した。
オリンは雑踏をかき分け敵を追った。安土まで潜入してお市を狙うとは何者か。いづれにしても乱波であろう。そんな事を頭の隅で思いながら、オリンの隼のように鋭い目は敵を見逃せない。人々の間に見え隠れする饅頭の僧の姿であった。手にはそれらしく金剛杖をついている。
そやつは疾風のように市を抜け町の外へ抜け出し、オリンをまこうと懸命だった。しかし、オリンはその上を行く健脚である。次第にその距離を縮め、今少しで捉える所まで来た。
オリンは走りながら考える。この雑踏の中で切り合いはまずい。どこぞ人気のないところで決着をつけるのが賢明だと。
「おい、オリン」
急に横合から声をかけられた。見れば羽柴秀吉が彼特有の呑気そうな声音だが、事情は察していると見え、額に汗を浮かべオリンと並んで走ってる。この時代の武士は健脚でないと務まらない。
「あ奴は何者じゃ」
それが分かっておればこういうバカバカしい鬼ごっこなどやってはおらぬとオリンは苦笑交じりにいらえた。
しばらく追ううちにその怪しげな僧は街の外へ出た。青田が広がる畦道を追跡するオリンと秀吉に、手裏剣が飛んできた。それをかわしたオリンはお返しとばかりに僧の足を狙って手裏剣を飛ばした。狙いは正確で僧のももに深々と突き刺さる。
「ギャッ」と悲鳴を上げて僧は青田に転がり落ちた。
オリンより早く秀吉が、青田の中でもがいている怪しい僧を取り押さえ,刀の下げ緒で戒めた。
「相変わらず人を出し抜くことは上手いですね。猿殿は」
駆け付けたオリンは皮肉交じりの苦笑を浮かべていった。
「おおさ。これでなければ城持ちにはなれぬわい」
秀吉の笑いはオリンの神経を逆なでした。どうもこの成り上がりの小男の笑い方は下品である。たしかに長浜に城を持つくらいだからやり手には違いない。だが小細工が過ぎて好きになれない。
「とにかくそ奴を城に引き立て吟味しなければなりますまい。しかし私はお市様がし心配です。ご足労でも曲者の護送は秀吉殿にお願い致します」
オリンはそういうとと一礼してさっさと踵を返した。
何の詐欺かと思いましたよ
「最近あった良いこと」
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