2011-01-09 初立ち 唐司郎 掌編 六十路を越えて、今年初めて立った 恥ずかしい気持と、まだ捨てたもんじゃないという思いが交錯し、複雑である 若い裸体を見ても、あまりときめかないのも悲しい 嗚呼、何か素敵な事はないか 光速を超えて宇宙の果てまで行って見たい 絶世の美女アンドロイドをお供に連れて