矢車通り~オリジナル小説~

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初立ち

六十路を越えて、今年初めて立った
恥ずかしい気持と、まだ捨てたもんじゃないという思いが交錯し、複雑である
若い裸体を見ても、あまりときめかないのも悲しい
嗚呼、何か素敵な事はないか
光速を超えて宇宙の果てまで行って見たい
絶世の美女アンドロイドをお供に連れて