矢車通り~オリジナル小説~

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浜の奇人

中華街はけばけばし色の洪水。
怪しげな訛りの呼び込み。
葫の匂い
関羽がいた。
商売の神様。
不景気な時代にさぞ迷惑なこったろう。
そうゆう俺も一人連れて戻った。
又どっかへ旅がしたい。
それには金だ。
人間なんて勝手なもんだ。
不信心な俺が異国の奇人に神頼みとはね。
笑っちゃうよ。