2009-06-17 続 注意人物 掌編 唐司郎 プレデターは、その醜い顔を益々歪めて俺を見ている。 俺はニヤリとほくそ笑んだ。 船の窓から青い地球がゆっくり廻っている。 胸糞が悪い。 地球に比べれば、人はヴィールスだ。 増えすぎ環境を汚し、貧困を増やし、格差を贈位させている。 こんな地球は破壊する。そうだ。俺はテロリスト。 それが分かるとプレデターは、俺を真空の空間に放り出した。 何故って、プレデターと俺の利害は相反するからだ。