矢車通り~オリジナル小説~

はてなダイアリーから移行させました。

「投稿サイトに自分の作品を出す」(その1)

 いきなり言い訳です。
 これから書く文章は、理性に訴えるような事柄には気を配っていません。内容についての根拠を示すとか、歴史的背景を説明するとか、インターネット全体に言えることなのか検証するとか、そういう、まともな論文を書こうとすれば必要不可欠なものを何も用意していません。
 私は2001年10月から投稿サイトに出入りをはじめて、たくさん感想をいただいて、たくさん感想を書いてきました。本数は数えていませんが、たぶん200は越えていると思います。いただいた感想も差し上げた感想も。
 この6年半の経験から、思いついたことを書きます。

 と、こんな風に書いてあっても「お前の言うことが正しいと言うなら証拠を示せ」とか「考えが浅いから、もっと深めてから書け」とかコメントが入ります(これも経験上、そういうことがあったということです)。
 もし、こういった意見を書きたくなったら、具体的に「どうやって証拠を示せばいいのか」「どの方向にどう考えるのが深めるということなのか」ということまで、ご教示をお願いします。

 人はそれぞれたくさんの経験を持っており、ある場所では常識でも、ほかの場所では非常識ということがあります。
 例えば、デパートなど10時開店の業界では、10時〜12時まで「おはようございます」と挨拶をしますが、朝8時30分始業開始のような業界では10時までは「おはようございます」で、それ以降夕方日が沈むまで「こんにちは」です。また、いつでもどこでも何時でも「おはようございます」と挨拶をする業界もありますし、いつでもどこでもどんなときでも「ごきげんよう」と挨拶をする特殊集団も存在します。

 だから「常識で考えたらわかるだろう」とか「フツーそうだろう、そう思うだろう」という態度を取る人を、私は信用しません。まして「当たり前のことなんだから、ことさら言わなくてもわかるだろう」なんて姿勢で他人と議論しようとする人とは、話すこと自体が困難です。こちらが「それってどういうことですか?」と訊くと「そんなことも知らないのか常識だろう」と返ってくるからです。

 逆に「わからないな」と思うこと「それは変だ」と思うことがあったら、ぜひ、訊いてください。読み手がわからないのは私の説明が足りないからです。読み手の知識に合わせた記述が出来ないから、読み手に伝わらないのです。
 そして、もし、気が向かれましたら、私の質問にも答えていただけるとありがたいです。もちろん、辞書は引いて、インターネットで検索して、といった、調査はしますが、どうしてもわからないときは、教えていただけましたら幸いです。


 「投稿サイトに自分の作品を出す」(その2)へ続く。